筆記試験や実技試験など、様々な受験形態で試験というのは行われるわけですが、そういったものにも障害者への配慮が試みられているようです。

大学入試センター、視覚障害者向け音声出題システムの導入検討へ

大学入試センターによると、実証実験で利用するのは沖データが開発したシステム。二次元バーコードを印刷した問題用紙を電子ペンでなぞると、内蔵されたスピーカーから出題が音声で流れる仕組み。また、同様に回答番号をなぞると選択肢が読み上げられ、受験者は該当するものを選択する。

これまで大学入試センター試験は視覚障害者に対して、点字による出題や文字を拡大した印刷用紙により試験を実施している。しかし、ここ最近の利用者は80~90名程度にとどまるという。

大学入試センターでは実証実験の実施に向け、現在研究者らによる「大学入学者選抜共同研究機構」の設立を準備中で、2010年度にも実験を始める意向だ。

実証実験の期間は3年間。実験結果を踏まえ、適切な試験時間の延長時間など必要な措置を検証した後、実際の試験への導入について具体的な検討を進めたいとしている。

障害を持った受験生が苦学の末に大学・高校入試に合格という話をよくニュースで目にします(そういう類のニュースをフォーカスして見ているせいかもですが)。一般に思い浮かぶ筆記試験などは健常者と障害者との間にハンデがあるとも思える状態でもあるので、こういったシステムが浸透して受験の面でもアクセシビリティが図られるといいのではないでしょうか。