「ブログにコメントを入れたい」ということがありますよね。しかし、障害者にとっては簡単なことではなかったりするんです。

好きなブロガーや気になったブログの記事に自分からのコメントを入れたいということはよくあると思いますし、書き手もコメントをもらえれば嬉しいものだったりします。しかし記事の内容とは全然関係のない広告的なコメントや、海外からの訳が分からない英文(たまにgood entry!とか分かりやすいのもありますが)がコメントされるなどといったコメントスパムが増えたことで、コメントを投稿する際の認証システムを使うブログサービスが増えてきました。

最近よくあるのは、CHAPTHA(キャプチャ)と呼ばれる、ランダムに表示される文字画像を読み取って入力させるタイプです。

画像:CHAPTHA画面

これだとまず全盲の方は文字が読めないので入力することは難しそうです。また、弱視(視力が極めて弱い方)の方で文字を大きくすれば読めるという方でも、ここまで変形した文字を読み取ることはかなり難しそうです。

このようにCHAPTHA が使用された認証システムでは視覚障害者の方はどうすることもできません。ただ、その代わりに音声で認証させる技術も出てきています。

ちなみに上の画像はGoogle(グーグル)のアカウント取得画面のものです。Googleの場合は実は視覚障害者の方向けに、もう一つ音声認証システムを採用しています。文字入力欄のすぐ右に車椅子の方のロゴがありますが、これをクリックすると音声でパスワードなどが読み上げられます。ただ、この音声はハッキング防止のために、パスワード以外にも様々な雑音を含んだ音声となっています。これが非常にパスワードを聞き取りにくくしているんですね。音声については「Dreamのお好み情報箱」さんのページで公開されていますので、そちらの音声ファイルにリンクを貼らせていただきます。

Googleアカウントを取得するときの音声版CAPTCHAを聞く(音声が再生されます)

個人的にはかなり聞き取りにくいのではないかなという印象がありますが、皆さんはいかがでしょう?

このように認証システムについてはそれぞれに一長一短があると言えます。だれもが使いやすい、アクセシビリティに配慮した認証システムや方法についてはこれからも研究が進んでいくと思われますが、コメントスパムが無くなればこんなこともないのでしょうけどね。。